タイでコンドミニアムやアパートに住んでいると、玄関の前にこんな番号が書かれているのを見たことはありませんか?
414/629
日本人からすると、
「629号室ってこと?」
「でもこの建物20階建てなんだけど……」
「6階の29号室?」
など、最初はちょっと分かりづらいですよね。
しかも日本のマンションのように、玄関に「田中」「山田」といった入居者の名字が表示されていることも基本的にはありません。
では、この「〇〇/〇〇」という数字は一体何なのか?
今回はその謎解きをします(笑)。
「/」の前と後ろでは意味が違う
実はこの数字、
前半が土地・建物側の住所番号、後半がお部屋の番号
という形になっていることがあります。
たとえば、
414/629
という住所であれば、
「414番地にある629号室」
というイメージです。
そのため、日本のマンションのように「部屋番号=階数+部屋の位置」とは限りません。
ここを知らないと、
「20階に住んでいるのに、なんで部屋番号が20から始まらないの?」
という疑問が出てくるわけです。
日本の部屋番号とはちょっと感覚が違う
日本だと、
「1203号室」
と聞けば、
「12階の3号室かな?」
となんとなく想像できますよね。
タイの場合は、必ずしもそうではありません。
建物によって部屋番号の付け方が違うため、番号だけを見ても何階なのか分からないことがあります。
特に初めてタイで物件を借りる方は、契約書に書かれている住所を見て、
「この数字は何?」
となることも結構あります。
タイでは玄関に名前を出さないのが普通
もうひとつ日本との違いが、玄関の名前表示です。
日本のマンションやアパートでは、表札やポストに名字が書かれていることがありますよね。
タイでは、基本的に玄関に入居者の名前を表示する習慣はありません。
そのため、頼りになるのは「部屋番号」。
デリバリーを頼んだときや、友人を自宅に呼ぶときなども、コンドミニアム名と部屋番号を伝えることが大切になります。
デリバリーを頼むときは要注意
タイ生活ではGrabなどのデリバリーを使う機会も多いと思います。
このとき、住所に「414/629」のような番号が書かれていても、ドライバーさんが実際に知りたいのはコンドミニアム名や部屋番号だったりします。
特に大型コンドミニアムの場合は、
「どの棟?」
「何階?」
「何号室?」
まで伝えないと分からないこともあります。
タイに住み始めたら、自分の正式な住所とは別に、
コンドミニアム名・棟・階数・部屋番号
はすぐ伝えられるようにしておくと便利です。
意味が分かると急にスッキリ
タイに住んでいると、最初は意味が分からなかった数字や住所の書き方も、仕組みを知ると、
「なるほど、そういうことだったのか!」
となることがあります。
普段何気なく見ている玄関の「〇〇/〇〇」という数字も、そのひとつ。
日本とは住所や部屋番号の考え方が少し違うので、初めてタイでお部屋を借りる方は戸惑うかもしれません。
ちなみにタイの住所には、このほかにも「Soi(ソイ)」「Moo(ムー)」「Tambon(タンボン)」など、日本人には馴染みのない言葉がたくさん出てきます。
住所ひとつとっても意外と奥が深いタイ。
次にコンドミニアムの玄関を通ったときは、ぜひ部屋番号をちょっと見てみてください。
「あ、この数字ってそういう意味だったのか!」
と、今までとは少し違って見えるかもしれません。