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■タイではなぜニックネームで呼び合うの?

2026.08.10

タイ人と知り合ったとき、

「名前は?」

と聞いたら、

「Bankです」
「Golfです」
「Iceです」
「Beerです」

なんて答えが返ってくることがあります。

「それ、本名なの?」

と思いますよね。

実はほとんどの場合、本名ではなくニックネームです。

タイでは家族や友達だけでなく、学校や職場でもニックネームで呼び合うのが普通です。

タイ人には本名とは別にニックネームがある

タイでは、多くの人が本名とは別に「チュー・レン(ชื่อเล่น)」と呼ばれるニックネームを持っています。

そして面白いのが、日本の「あだ名」とは少し感覚が違うこと。

日本では仲良くなってからニックネームが付くことがありますが、タイでは生まれたときから家族がニックネームを付けることが一般的です。

そのため、大人になってもその名前をずっと使います。

会社でも、

「〇〇部長」

ではなく、

「P’ Bank」
「P’ May」

など、ニックネームで呼ぶことも普通です。

ニックネームがとにかく自由

タイのニックネームは本当にバリエーション豊富です。

May、Noon、Nanなど名前らしいものもあれば、

Bank
Golf
Beer
Ice
Mint
Cream
Cake

など、英単語がそのままニックネームになっていることもあります。

最近では外国語やブランド名など、かなり個性的なニックネームを付ける家庭もあります。

日本人からすると「どうしてその名前になったの?」と思うようなニックネームもありますが、本人に聞いてみると意外な由来があったりして面白いです。

「P’」を付けて呼ぶのもタイらしい

タイ人同士の会話を聞いていると、

「ピー・〇〇」

と呼んでいるのをよく耳にします。

この「P’(ピー/พี่)」は、自分より年上の人に付ける呼び方です。

たとえばBankさんが自分より年上なら、

「P’ Bank」

と呼びます。

逆に年下の人には「Nong(ノーン/น้อง)」を付けることがあります。

タイでは年齢による上下関係を比較的大切にするので、名前の呼び方にもその文化が表れています。

本名を知らないまま何年も付き合うことも

タイで長く生活していると、何年も知っている友達なのに、

「あれ?この人の本名なんだっけ?」

ということが普通にあります。

LINEもニックネーム。

会社でもニックネーム。

友達同士でもニックネーム。

普段の生活で本名を使う機会が意外と少ないんです。

逆に契約書や銀行など正式な手続きになると、突然ものすごく長い本名が出てきて、

「誰?」

となることもあります。

タイ人と仲良くなったら、ぜひ一度「そのニックネーム、どうして付いたの?」と聞いてみてください。

意外とそこから会話が盛り上がります。

ニックネーム文化を知ると、タイ人との距離も少し近く感じられるかもしれません。