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■タイ・バンコクの水道事情を徹底解説!水道水は飲める?水道代・浄水器・注意点まで紹介

2026.08.19

タイ・バンコクで生活を始めた日本人から、かなりの確率で聞かれる質問があります。

「タイの水道水って飲めるの?」

これ、気になりますよね。

日本では蛇口をひねって、そのまま水を飲むことも普通。

でも海外へ来た瞬間、

蛇口から出てくる水への信頼度が一気に下がります(笑)。

歯磨きは大丈夫?

料理には使える?

お米は水道水で炊いていい?

氷は?

浄水器は必要?

今回は、そんな疑問をまとめて、タイ・バンコクの水道事情、水道水の安全性、水道料金、浄水器、飲料水、コンドミニアムで注意したいポイントまで分かりやすく紹介します。

タイの水道はどこが管理しているの?

タイの水道は大きく分けると、バンコク首都圏と地方で担当する機関が違います。

バンコク、ノンタブリー、サムットプラカーンを担当しているのが、

MWA(Metropolitan Waterworks Authority/首都圏水道公社)

です。

それ以外の多くの地域を担当しているのが、

PWA(Provincial Waterworks Authority/地方水道公社)

です。タイ投資委員会(BOI)も、タイの水道供給は主にMWAとPWAが担っていると説明しています。

バンコクで生活するなら、とりあえず、

「水道=MWA」

と覚えておけば大丈夫です。

電気はMEA。

水道はMWA。

タイ生活を始めると、似たようなアルファベットがどんどん増えていきます。

最初は、

「もう全部一緒に見える……」

となります(笑)。

結局、バンコクの水道水は飲めるの?

ここが一番知りたいところですよね。

実はMWAは、バンコク首都圏の水道水は飲用可能な品質基準を満たしているとしています。

MWAの水質基準はWHOの飲料水ガイドラインを参考に設定されており、2026年6月にもMWAは、バンコク・ノンタブリー・サムットプラカーンの供給地域について、タイ保健省衛生局による「飲用可能な水道水」の基準認証を受けていると発表しています。

「じゃあ蛇口から直接ゴクゴク飲んでいいじゃん!」

……と考えるのは、ちょっと待ってください。

問題は「浄水場を出た後」

ここがタイの水道事情を理解するうえで大事なポイントです。

MWAが供給する水そのものが基準を満たしていても、

建物まで水が届いた後の環境は別の話。

コンドミニアムやアパートでは、建物の貯水タンクを経由して各部屋へ水が送られることがあります。

つまり、

浄水場 → 水道管 → 建物 → 貯水タンク → 自分の部屋

というルートを通る場合があります。

MWA自身も、水を貯める設備についてはタンクを6カ月ごとに点検・清掃することを案内しています。

そのため、建物の築年数や配管、貯水タンクの管理状態なども気になるポイントになります。

水道局から出るときは優等生。

でも、

自宅の蛇口までの旅がちょっと長い。

そんなイメージです。

タイ在住日本人は水をどうしている?

バンコクで生活している日本人の場合、飲み水については、

ペットボトルの水を購入する

または、

自宅に浄水器を設置する

という家庭が多いです。

スーパーやコンビニでは飲料水が簡単に購入できますし、大きなボトルを自宅まで配送してもらうサービスを利用する方法もあります。

一人暮らしならペットボトルでもいいですが、家族で生活すると、

水の消費量が想像以上に多い。

スーパーで水を買う。

家まで運ぶ。

なくなる。

また買う。

そしてある日、

「もう浄水器つけよう……」

となります(笑)。

浄水器って必要?

これは生活スタイルによりますが、タイで長期間生活するなら浄水器があるとかなり便利です。

飲み水。

料理。

お米を炊く。

コーヒー。

お茶。

毎日使うものなので、蛇口から浄水された水を使えるのは楽です。

浄水器にも、

蛇口に取り付けるタイプ。

シンク下に設置するタイプ。

RO(逆浸透膜)タイプ。

フィルター式。

など、いろいろあります。

ただし重要なのは、

設置したら終わりではない

ということ。

フィルターには交換時期があります。

何年間もフィルターを交換せず、

「うちは浄水器あるから大丈夫!」

は少し違います。

浄水器も人間と同じ。

定期的なメンテナンスが必要です。

歯磨きは水道水でも大丈夫?

タイへ来たばかりの人から、

「歯磨きもペットボトルの水でした方がいいですか?」

と聞かれることがあります。

バンコクのMWA供給水は飲用基準を満たしているため、通常の生活で歯磨きや洗顔、シャワーなどに使用されています。

タイに住んでいる人が毎朝ペットボトルを持って洗面所へ行っているわけではありません。

もちろん、建物側の配管やタンクに明らかな問題があったり、水が濁っていたり、異臭がしたりする場合は別です。

その場合は使用を控えて、管理事務所などへ確認しましょう。

料理には水道水を使っていい?

MWAは、水道水についてご飯を炊いたり料理に使用したりできると案内しています。

ただし実際の家庭では、飲み水と同じように浄水器を通した水や市販の飲料水を料理に使う人もいます。

特に、

スープ。

お米。

コーヒー。

お茶。

など、水そのものを多く使う料理や飲み物では浄水を使う家庭も多いでしょう。

個人的には、

毎日使うものだから、自分が安心できる方法を選ぶ。

これが一番だと思います。

タイの水道水、ちょっと塩っぽいことがある?

バンコクでは時期や水源の状況によって、水道水の塩分濃度が話題になることがあります。

MWAの原水にはチャオプラヤー川などが使われており、乾季には海水遡上による塩分の影響が水質上の課題になることがあります。MWAの水質報告でも、海水遡上による塩化物濃度の上昇について説明されています。

「今日の水、なんかいつもと違う?」

と思ったら、気のせいとは限りません。

MWAでは水質データをオンラインで確認できるシステムも提供しています。

タイ生活が長くなると、

天気を見る。

渋滞を見る。

PM2.5を見る。

そして水質を見る。

チェックするものがどんどん増えていきます(笑)。

シャワーの水圧は大丈夫?

タイのコンドミニアムでは、物件によって水圧がかなり違うことがあります。

新しいコンドミニアムなら問題ないことも多いですが、築年数や設備によっては、

「シャワー……もうちょっと頑張ってくれない?」

という水圧の場合もあります。

特に高層階などでは建物の給水設備も重要です。

部屋を内覧するとき、多くの人は、

リビングを見る。

景色を見る。

収納を見る。

プールを見る。

でも意外と忘れるのが、

蛇口とシャワーを実際に出してみること。

毎日使うものなので、これは結構大事です。

お湯はどうやって出しているの?

日本の住宅では給湯器で家全体のお湯を供給するのが一般的ですが、タイのコンドミニアムではシャワー用の電気温水器が設置されている物件も多くあります。

そのため、

キッチンは水だけ。

シャワーはお湯が出る。

という物件も珍しくありません。

日本から来ると、

「キッチンのお湯、どこ?」

となることがあります。

ありません。

という場合もあります(笑)。

内覧時には、シャワーだけでなくキッチンや洗面台のお湯が出るかも確認しておくと安心です。

水道代はいくらくらい?

タイの水道料金は、使用量や契約形態によって変わります。

ここで賃貸物件の場合に注意したいのが、

MWAへ直接支払う物件なのか、建物側へ支払う物件なのか

という点です。

コンドミニアムでは水道料金を管理事務所へ支払うケースもあります。

またアパートやサービスアパートなどでは、建物側が独自に水道料金の単価を設定している場合があります。

そのため物件を契約するときには、

水道代はいくら?

だけでなく、

1ユニットいくら?

どこへ支払う?

家賃に含まれている?

まで確認しておくと安心です。

「水道代だから大したことないでしょ」

と思って確認しない。

毎月請求書が来る。

「あれ?思ってた計算と違う」

となる。

海外生活では、小さな確認が意外と大切です。

水が突然茶色くなったら?

タイで生活していると、断水や配管工事の後などに、

蛇口から濁った水が出る

ことがあります。

そんなときは、すぐに飲んだり料理に使ったりせず、しばらく水を流して状態を確認しましょう。

それでも濁りや異臭が続く場合は、コンドミニアムの管理事務所や水道事業者へ確認します。

MWAも水質を継続的に監視し、月次の水質報告を公開しています。

「ちょっと茶色いけど、まあいいか」

はやめましょう。

水に関しては、冒険しなくて大丈夫です。

コンドミニアムを選ぶときは「水」も確認しよう

バンコクで物件を探すときは、

家賃。

立地。

部屋の広さ。

家具。

プール。

ジム。

などに目が行きがちです。

でも実際に住み始めると、

水道は毎日使います。

内覧するときには、

シャワーの水圧。

お湯が出るか。

水の色や臭い。

浄水器を設置できるか。

水道料金の支払い方法。

このあたりも確認しておくと安心です。

プールが50メートルあることより、

毎朝シャワーがちゃんと出ることの方が、生活では重要だったりします(笑)。

困ったときはMWA「1125」

バンコク首都圏で水道に関する問題が起きた場合、MWAではCall Center 1125を24時間提供しています。

断水や水質などで気になることがあれば、建物の管理事務所とあわせて確認するといいでしょう。

タイ・バンコクの水道事情まとめ

タイ・バンコクの水道について、

「タイの水道水は絶対に飲めない」

と思っている人もいるかもしれません。

しかし実際には、MWAが供給する水道水はWHOのガイドラインを参考にした基準で管理され、バンコク首都圏では飲用可能な水道水として認証されています。

ただし実際の住居では、

建物の配管
貯水タンク
築年数
メンテナンス状態

なども関係してきます。

そのため飲み水については、ペットボトルや浄水器を利用するという選択肢もあります。

タイで生活を始めるなら、

水道水はどこから来ているのか。
水道代はどう払うのか。
浄水器は必要か。
シャワーの水圧は大丈夫か。

このあたりを最初に確認しておくと安心です。

タイ生活では、水道も電気もインターネットも、

使えているときは存在を忘れます。

でも止まった瞬間、

家族全員がその大切さを思い出します(笑)。

毎日使うものだからこそ、タイの水道事情を少し知っておくだけでも、バンコク生活はかなり快適になります。